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第6番札所 不動院

寺院概要

◎ 宗 派 高野山真言宗
◎ 開 創 大正12年
◎ 開基者 阿部照忠師
◎ 現住職 第6世住職 林 公秀師
◎ 寺院本尊 清瀧不動明王

ご詠歌

わき出ずる霊水山の清水が よろず病をいやす貴さ

沿革

大正10年5月3日、故 阿部照忠師(俗名阿部忠治)現士別市南町西区に農業を営む、不動院境内の霊水前に小童宇を建立したのが開基となす。 大正12年、師が病魔に侵され、旭川市共立病院に入院、治療に努めたのであるが、病勢頓みにあつく、竟いに医師より不治の病と宣告され、これまでの運命と思いかねてから信仰していた、不動明王を念じ心の安心を求めていた。
苦しい斗病の中で、大正12年3月28日午前八時頃、 突然枕頭に不動明王が現れ、厳然として告げて白く「汝の病は医師の治療のみにては全治することあたわず、現住所の西方の小山の中腹に小滝あり、その水を服用せよ。必ず全治すべし、夢々疑うペからず」と告げられた。
 阿部師は不思議に思ったが、その侭に打過ぎたところ、再度同じ夢の示現があり、意を決して医師・看護婦の止めるのも聞かず、4月7日退院、友人の力を借り遂に小滝を探して、その水を呑み続け一心に不動明王を念じたところ、不思議にも3日目にして心身に快感を覚い、一週間にして歩行も自由になり快方に向うたのである。
この事を伝え聞き、病弱なるもの参拝し滝の水を服用したるところ、何れも難病を治癒したもの続出。翌年5月3日一周年の祭りを行ったところ、3000人を越す人々堂前に集り参拝、これよりその書名津々浦々に伝え広がり、この年より例大祭を春は4月28日、秋は8月28日と定められたのである。

霊験談

不動護摩法要では、町内外より多くの方々が集まり厄除け祈願の他、幼児や児童の学業成就・健康祈願も厳修されている。

アクセス方法

  • 和寒方面から国道40号、士別市街大通り東11の交差点を左折、線路を越えて直ぐの十字路を直進し左手の翠月の奧。


所在地
〒090-0055 士別市南士別町1871
TEL 0165-23-2364
FAX 0165-23-2368